社長挨拶

私たち東邦電機工業は、鉄道をはじめとする公共インフラの安全・安定を担う重要な機器の設計・製造・販売を中心とした会社です。鉄道という生活に欠かせない交通手段の安全を守るため、各種機器の製造に関わる業務を一貫して行っています。その中で私たちが重視しているのが「フェイルセーフ」という考え方です。
これは、予想外のトラブルが発生した際にも、装置や設備が“安全な状況”へと動作する仕組みです。この『常に安全を死守する』という思想が、鉄道関連機器に対する私たちの製品開発の根底にあります。
蓄積された技術、経験をベースに確かな製品を提供し、しっかりとしたモノ作りを地道に行うことが私たちのスタイルです。製品誕生前のアイデア段階から納品後まで、すべての工程にたずさわることができるのも、大企業にはない弊社の特徴のひとつであります。当然、責任も大きくなりますが、それ以上にやりがいを感じられる企業だと確信しています。
東邦電機工業は100年企業へ向け、「深化と新化」というキーワードの下、日々挑戦を行っています。既存製品のたゆまぬ改良を進めていく(深化)。知識経験・テクノロジー・アイデアを活かし新たな価値を見出していく(新化)。そんなチャレンジ精神にあふれ、柔軟な発想とねばり強さを持つ方なら、多くのチャンスに恵まれるでしょう。また、失敗を恐れず行動した結果は、必ず成長の糧になると考えています。
日々の業務を通じ、物事をプラス思考で“できる方法”を探し求める積極性や、周囲の環境・状況に常に感謝をもって接し、活用できる柔軟性を持ち合わせている方。そんな皆さまに、「ともに成長する」一員として関わっていただきたいと期待しています。
会社概要
会社名 | 東邦電機工業株式会社 |
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設 立 | 1944年(昭和19年)3月28日 |
資本金 | 9600万円 |
代表者 | 代表取締役社長 村田章臣 |
社員数 | 150名 |
所在地 | 本 社/東京都目黒区目黒1-6-30 |
事業所 | 相模工場/神奈川県座間市 営業機関/ 北海道営業所(札幌市) 東北営業所(仙台市) 東京営業部(目黒区) 新潟出張所(新潟市) 名古屋営業所(名古屋市) 大阪営業部(大阪市) 四国営業所(高松市) 九州営業所(福岡市) |
事業内容
鉄道関連機器(踏切・信号・通信・車両)の設計・製造・販売
道路・警察関連機器および一般電気機器の設計・製造・販売
東邦の主な製品紹介

eco1シリーズからecoKシリーズへ
eco1シリーズを進化させ、カラーユニバーサルデザインを 実現した踏切警報灯・列車進行方向指示器が誕生。業界初のCUD認証を取得。

踏切警報灯(全方向形)ecoK
CUD認証を取得した全方向形の踏切警報灯。発光面の大型化や消費電流の低減化も実現しました。

全方向踏切警報灯
踏切で列車、車両の接近を警報する。従来品と異なり全方向から認識可能な警報灯。2009年度グッドデザイン賞受賞。

列車非常停止ボタン箱
ホームに設置し、列車非常停止警報機や、その他の機器を動作させるために使用する。

列車接近掲示器
駅のホームに設置して乗客に列車の接近を知らせる。

踏切制御子(H形)
「フェイルセーフ」の思想の基。踏切を制御するための装置。

全方向踏切警報灯
踏切で列車、車両の接近を警報する。従来品と異なり全方向から認識可能な警報灯。2009年度グッドデザイン賞受賞。

運転状況記録装置
列車の走行履歴(運転速度・非常ブレーキの使用履歴など)を記録する装置。万が一の事故の際、原因解明に重要な役割を担う。